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論文

An Ion-track structure model based on experimental measurements and its application to calculate radiolysis yields

大野 新一*; 古川 勝敏; 田口 光正; 小嶋 拓治; 渡辺 宏

Radiation Physics and Chemistry, 60(4-5), p.259 - 262, 2001/03

 被引用回数:5 パーセンタイル:38.97(Chemistry, Physical)

気体試料へのイオン照射による電離量分布測定の結果得られたイオンの飛跡周りの空間的な線量分布を解析することにより、水中を走る重イオンの2次電子による径方向のエネルギー付与を統一的にまとめることができた。$$gamma$$線または電子線照射した場合の生成G値の線量依存性をトラック内の線量分布に適用する。生成物量を半径0~$$infty$$にわたって積分することによって種々のイオン照射によるG値を見積もる。フリッケ線量計とアラニン線量計について、本手法により得られた結果と実験値とを比較する。

論文

Response of alanine dosimeters at very high dose rate

工藤 久明; Celina, M.*; Kaye, R. J.*; Gillen, K. T.*; Clough, R. L.*

Applied Radiation and Isotopes, 48(4), p.497 - 499, 1997/04

 被引用回数:15 パーセンタイル:74.12(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

アラニン線量計を高線量率のパルス電子線(2MeV、4$$times$$10$$^{10}$$Gy/sec)で照射し、応答を調べた。応答は、高線量率でも信頼性のあるラジオクロミック線量計のものと比較した。両者は良い一致を示し、従来報告されていたアラニン線量計の使用可能線量率範囲(最高10$$^{8}$$Gy/sec)を上回る結果が得られた。高線量率下で線量率効果を示さないのは、アラニンを照射して生成するラジカルがごく早い過程で生成され、その後きわめて安定であるため共存する他のラジカルの影響を受けないからと解釈した。

論文

細粒アラニン結晶を用いたフィルム状線量計素子の成形条件と線量応答特性

小嶋 拓治; 春山 保幸; S.Sudiro*; R.L.Tobing*; 柏崎 茂*

Radioisotopes, 42(11), p.607 - 613, 1993/11

飛程の短い放射線を対象とした厚さ200$$mu$$m程度のフィルム状アラニン線量計素子について、アラニン結晶の細粒化の方法、バインダーに適するポリエチレン(PE)種、成形方法等が素子の物理的特性及び線量応答特性に与える影響を調べた。この結果、(1)再結晶により得られたアラニンとメルトインデックス(MI)の高いPEの混合物のプレス成形、及び(2)機械的粉砕で得られたアラニンと比較的MIの低いPEの混合物の押出し成形により、厚さ150-200$$mu$$mのフィルム状素子が成形できた。方法(1)では、より薄いフィルムが製造できること、また方法(2)では、1-100kGyの線量範囲における同一バッチ間の線量応答の精度が$$pm$$2%(95%信頼度限界)以内であることが明らかとなった。

論文

アラニン線量計リーダーの開発

春山 保幸; 小嶋 拓治; 橘 宏行; 上松 敬; 岡本 次郎; 原 秀元*

Radioisotopes, 42(8), p.445 - 451, 1993/08

アラニン/ESR線量測定法を種々の放射線加工処理(線量範囲:1kGy~100kGy)の工程管理用ルーチン線量測定法として応用拡大するためには、簡単なアラニン線量計専用リーダーの開発が望まれている。そこで、ESR部、データー処理周辺機器(インターフェース)及びパーソナルコンピュータから構成された、取り扱いが容易な単一目的のアラニン線量計リーダーの開発を行った。まず、手動操作によりESR部についての測定パラメータの最適値を見い出した。これに基づき、ESR制御・データー処理用周辺機器類を同調させて機能させるためのプログラムを作成した。この自動化したリーダーは、放射線加工処理レベルである1kGy~100kGyの線量範囲について、1素子当たり1分以内の読み取りを$$pm$$1%(68%信頼度)の精度で可能とした。

論文

Recent progress in JAERI alanine/ESR dosimeter system

小嶋 拓治; 橘 宏行; 春山 保幸; 田中 隆一; 岡本 次郎

Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.813 - 816, 1993/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:63.68(Chemistry, Physical)

アラニン/ESR線量測定法はその優れた特性から、国内外において、医療用具の滅菌、食品照射等放射線加工処理、原子力・宇宙用材料の耐放射線性評価等広い分野への利用が期待され、$$gamma$$・X線の基準線量測定および、ルーチン用、電子線・重粒子線用の線量計素子の開発も進んでいる。これらの現状から、測定システムとして安価で簡単なESRリーダーの早期実現が望まれている。原研では、分析用ESRの使用実績から、簡単なアラニン線量計専用リーダーの開発を進め、1987年食品検査用小型ESRを改造したアラニン線量計測定システムの試作に成功した。これらの知見に基づき、簡易型アラニン線量計専用ESR装置および自動測定システムの開発を行った。開発の条件として、測定素子の限定、線量範囲の限定、ESR各種パラメータの単一化、装置および回路の単純化、自動制御の導入等により、操作の簡略な小型専用リーダが実現可能である。

論文

Alanine/ESR dosimetry system for routine use in radiation processing

小嶋 拓治; 春山 保幸; 橘 宏行; 田中 隆一; 岡本 次郎; 八木 国光*; 田村 直幸*; 原 秀元*; 柏崎 茂*

Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.757 - 760, 1993/00

 被引用回数:7 パーセンタイル:60.43(Chemistry, Physical)

これまでアラニン/ESR線量測定法については、主に高精密に広い線量範囲が測定可能となる基準あるいはトランスファー線量測定を目的とした開発が行われてきた。一方、放射線滅菌を始めとする放射線プロセスの工程管理用として、簡便かつ安定性の高いルーチン用アラニン/ESR線量測定法の開発が望まれていた。本論文では、すでに開発されたアラニン線量計素子に比べて成形法を簡単化し、現在一般に使用されているプラスチック線量計よりも精密度が高い安価な素子の製造と線量計特性、及びこれと並行して開発された、通常の分光光度計に使い易さ・価格がともに匹敵する自動アラニン線量計リーダーの製造と装置特性について述べるとともに、この両者の組合わせにより、1-100kGyの線量範囲を$$pm$$3%以内で測定可能であることを明らかにした。

論文

工業照射利用における線量計測技術

田中 隆一

Radioisotopes, 40(12), P. 85, 1991/12

工業照射利用を対象とする線量計測技術について、最近の動向の紹介と文献紹介を行った。線量計開発については、アラニン線量計システムの開発を中心として、最近のトピックスを紹介した。最近活発化している国際的レベルでの計測の標準化の動向を述べるとともに、電子線量及びX線量の計測の動向についても言及した。

論文

アラニン線量計

田中 隆一

Radioisotopes, 36(11), P. 68, 1987/11

アラニン線量計に関する文献紹介を行うとともに、最近の研究開発の動向について述べた。

論文

アラニン線量計による高精密線量測定

田中 隆一; 小島 拓治; 上松 敬; 森田 洋右

第2回「放射線検出器とドシメトリィ」研究会, p.113 - 116, 1987/00

高レベル放射線の線量計測では近年精密さと多様なニーズに応えられるフレキシビリティが要求されている。このためポリマーを媒体とするアラニン線量計(フリーラジカル線量計)を開発し、製品化に成功した。本報告では、高精密測定を中心に、アラニン線量計素子、線量計としての基本性能、ESRによる測定法の改良、アラニン線量計の応用と今後の可能性について述べる。 線量測定範囲は1~10$$^{5}$$Gy、素子間の応答のバラツキはほぼ$$pm$$1%以内、応答の照射温度依存性については、25$$^{circ}$$Cを基準とした温度係数で0.29%/$$^{circ}$$Cであった。未照射アラニン線量計素子が示すESR応答の線量換算値(プレドーズ)はボリスチレン媒体で2~3Gyまで低減することができた。ESR装置についても測定の簡易化と精密化が進んでいる。

論文

アラニン線量計の開発

小島 拓治

Isotope News, (395), p.6 - 7, 1987/00

アラニン線量計の実用化では、均一に再現性良く量産可能な素子と簡便で高精密な専用測定器との一体化を図ることが重要である。本報告では、$$gamma$$・X線の高線量精密測定用として製品化を行ったポリスチレンで成形したアラニン線量計素子とその線量計基本特性、専用測定器の検討、実用線量計およびトランスファー線量計としての応用などについて述べる。線量測定可能な範囲は1-10$$^{5}$$Gyと広く、精密度は$$pm$$1%以内とこれまでの固体線量計にない最高レベルである。また専用測定器として、永久磁石を利用した小型のESRを用い、コンピュータ制御による自動測定システムの開発を行っている。これにより、読みとりの精密化と高速化が進められている。アラニン線量計は、放射線プロセスの品質管理用、放射線場での劣化診断等の実用線量計として、線量標準化の新しい手段としての応用が期待される。

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